素敵な台詞の話
「見極めようと近づくほど
わからないことが増えていく」
いや……本当に……そうよね……
「宝石の国」を友人の家で読ませてもらって、一番心に刺さった一節。
めちゃくちゃ良い作品だった。言葉がすごく綺麗で、何気ない台詞の一言が響く。
あんな言葉を書けるようになりたかったな。私の言葉はいつだって拙くて幼くて、本当に自分が映っているようだもん。もっと綺麗で、もっと凛として、もっと儚い言葉を紡げる人間になりたかったなって思う。言葉は難しい。
なんだか難しいことぐるぐる考えまくってて頭がショートしそうだ。いやいつもしてるか。
難しくややこしく思考するのをやめたい、何かを想うことをやめたい。なのに考えることをやめるのは怖い。思考をやめてしまったら、なんだか時間が浪費されていってしまうようで、このまま何にもなれなくなるようで、嫌だ。とはいえ、何かになれるような役割を私は持っていないので詰んでるんだけど。
人間真面目にやってると誰かの悪になるとか、人工の太陽は天然に勝てないとか、あとなんだっけ最近の議題…………誰も喋ってくれなくなっちゃったからな脳内は…………
たくさん考えてるくせに、それを表に出さないまま「何もわかってくれない」みたいなこと言うのは嫌だな、っていうのは最近ずっと思ってる。そのくらいかなぁ。
時間が空いたから今日はおしまい。
いつもならここで下書きにするところだけど、今日は宝石の国のフレーズが素敵すぎるので放流。