2023年、4月7日~

 

いつだって変わるキッカケは突然くるし、

そしてそれはだいたい回避できなかったりする。

 

 

 

 

 

思えばかなり激動の冬を過ごした。

共通のゲームをきっかけに、他人から知り合いになって、友達になって、いろんな人と話した。インターネット上で文字のやり取りをするだけでなく、話したというのが私の中ではかなり大きい。

会話というのは単純に言葉のやり取りだけではないような気がして、だからこそ疲れるしとんでもないエネルギーを使うんだけど、そうじゃないと伝わらないことがあると思う。

 

 

偽善だって貫けば善だ、と誰かが言っていたのを思いながら人と会話している。

 

 

勝手に「いつか帰ろう」と思っていた場所が、気づいたら無くなっていた。そりゃそうだ、帰ろうとしていた場所には既に誰もいなくなってしまったのだから。

と同時に、私の好きな場所は誰かが残して守っておいてくれているんだということを実感した。よく考えてみれば心当たりがあるし、本当に恵まれている。私のような分際で。

 

 

 

 

 

 

「あの人の隣に胸張って立てるようになりたい」

だからこそ自分もスキルをつけて磨いて、好きなものは研究して解像度を深めて。納得いくまでのレベルになったら胸を張って隣に立とうとするけど、悲しいことに、もうそのときには隣にいなかったりする。

 

 

 

 

 

自分の短所を受け入れてくれる人のことが苦手だ。

苦手、というよりは怖いと言ったほうが正しいのか。とにかく嫌になる。こんな私を受け入れないで欲しい。無理やりに胸を張って、取り繕ってる私のことだけ評価してくれればいいのにって思う。

それなのに大体それは虚勢だと見抜かれて、一歩踏み越えようとしてくる奴がいる。本当は虚勢だって分かるような隙を残してしまっている私が悪いんだけど、踏み越えてきた人間に対して「触るな」と「わかって欲しい」の間で悩み、揺らぎ、怖くなって突き放す、その繰り返し。

 

 

 

 

 

春はどうしても人と関わる気が起きない、人が変わっていくから。動き出す時間のなかで、私だけが動き出せていないということを、嫌でも痛感させられるのがどうしようもなく辛い。

 

 

 

 

 

事ある毎に思っているが、誰かから嫌われている人間は必ず誰かから好かれているのだから、嫌われること自体は決してマイナスにならないということ。

結局、誰かから嫌われようとも自分を貫ける人間が好かれるわけで、私はそいつのことが嫌いになる。いくらなんでも心が狭すぎる。書いてて笑ってしまった。

 

 

 

 

 

ひとしきり吐き出したと思う。明日からの私は無敵だ。